徳島県公共入札検査課は、県発注工事について、2019年度の検査状況などを取りまとめた工事成績評定(総括)を公表した。これによると、19年度に実施した検査総数は竣工1474件、中間318件、部分払い6件の計1798件。このうち請負額が500万円以上の1189件について評定結果を通知した。評定点平均は73・7点(前年73・6点)で、80点以上の工事は74件(同50件)だった。
工事成績評定は、公共工事の竣工時に発注者が工事別に施工体制や施工状況、出来形および出来栄え、工事特性、創意工夫、社会性などを採点・評価する工事の通知表(成績表)。総合評価方式等に反映され、受注者にとって関心の高い制度となっている。
提供:建通新聞社