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日刊建設工業新聞
2020/07/15

【鳥取】社会福祉施設整備/総事業費10億円に補助内示


 県内に計画されている社会福祉施設整備7件に、2020年度の国庫補助金が内示された(6月29日付)。障害福祉サービス事業所の開設など7件の総事業費は10億円。国と県が補助金を支出し、社会福祉法人などの施設整備を支援する。
 20年度の補助が決まったのは、米子市の特定非営利活動法人evergreen(川添北斗理事長)が創設する「仮称ライフサポートぱれっと」。重度障害者の自立支援と児童発達支援に向けた施設を整備する。事業費は4億3400万円。
 湯梨浜町の烏龍舎(鎌田浩介代表)は「仮称Esola+」を新設し、グループホームや短期入所サービスを提供する。事業費2億8700万円。
 また、南部町の青年海外協力協会(雄谷良成代表)は「J’sグループホーム南部」の創設を計画しており、近隣病院に入院する障害者が地域生活に移行するための施設を整備する。事業費8300万円。
 倉吉市の絆(小田豊和代表取締役)は、「デイサービスセンター絆」を整備して放課後デイサービスと短期入所の定員増加に備える。事業費5300万円を見込んでいる。
 このほか▽FAM(井上晋吾代表取締役)=湯梨浜町に放課後デイ「Afterschoolfam湯梨浜」事業費4400万円▽社会福祉法人養和会(廣江仁理事長)=米子市に「仮称グループホームつばさ上後藤」事業費9800万円▽倉吉市の社会福祉法人希望の家=修繕420万円
 国内示を受けて、県障がい福祉課は今後交付申請手続きに入り、交付決定後に各法人が施設整備に着手する。

日刊建設工業新聞