トップページお知らせ >地方ニュース

お知らせ

地方ニュース

建通新聞社(神奈川)
2020/07/08

【神奈川】相鉄 鉄道事業設備投資に187億円

相鉄グループは総額187億円に上る2020年度鉄道・バス整備投資計画を発表した。このうち、鉄道事業には178億円を投資。相模鉄道本線(星川駅〜天王町駅間)連続立体交差事業の一環で、星川駅・天王町駅の駅舎改良や車両留置線の整備を進めるとともに、万騎が原トンネルの内部改修などを継続する。併せて、二俣川など3駅にホームドアの設置を進める。
 星川駅〜天王町駅間の連続立体交差事業では18年11月までに上下線約1・8`で高架化を実施。今年度は星川駅・天王町駅の駅舎改良や車両留置線の整備を進める。
 構造物の改修では、16年度に着手した万騎が原トンネルの内部改修(コンクリート剥離防止)を進めるとともに、17年度に開始した、いずみ野線高架橋の高欄(防護壁)の落下防止対策を継続する。
 さらに、22年度末までに相鉄前全駅にホームドアの設置を完了させる。今年度は二俣川、大和、湘南台の3駅にホームドアを設置するとともに、ホームの補強や列車定停止停止装置(TASC)などの準備工事を実施する。
 この他、西横浜駅と相模大塚駅の分岐器を交換し、列車の騒音・振動の低減と安全性を強化する。
 サービスの向上に向けた取り組みとしては、南万騎が原駅でシースルー改札を設置。海老名駅の駅舎を建て替える総合改善事業では、今年度に新駅舎の鉄骨工事や仮改札への切り替え、既存駅舎の解体などを進める。
 また、バス事業には8億円を充て、乗り合いバス17両と高速バス2両を導入する。

提供:建通新聞社