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建通新聞社(岡山)
2020/07/06

【岡山】岡山市 山南義務教育学校整備工事を下半期早々にも一般競争入札(総合評価方式)として公告

 岡山市は、(仮称)山南義務教育学校整備工事を下半期早々にも一般競争入札(総合評価方式)として公告する見込み。アゴラ(岡山市北区)に委託していた実施設計が6月末で完了、今後発注準備を進める。正式な公告時期については未定だが、建築、電気、機械の3分割での発注となるもよう。2020〜21年度で整備を進め、22年4月の開校を目指す。
計画では、金工木工室、武道場など一部の施設を解体して、グラウンドと現中学校校舎の間のスペースに小学校用の校舎を増築する予定。増築棟の規模は鉄骨造4階建て延べ5065平方b。所要室は普通教室12室、特別教室2室、職員室、図書室、校長室、保健室、武道場、サブアリーナ、ランチルーム、給食室、玄関、昇降口、便所、廊下、階段他。渡り廊下(鉄骨造3階建て延べ380平方b)、児童クラブ (同造平屋330平方b)も新築する。また、生徒数が減少し、空き教室がある中学校の既存校舎棟、体育館のトイレ洋式化などの改修や再編を行う。
 当初予算に(仮称)山南義務教育学校整備事業費9億2666万円、20年度から21年度までの債務負担行為として限度額13億8570万円を設定している。
 同学区には山南中と太伯、大宮、幸島、朝日の4小学校があるが、児童・生徒数が著しく減少していることから全校を統合し、小中一貫教育を実施する学校を東区北幸田509ノ1の山南中学校敷地内に設置する。
 統合後の4小学校の跡地活用策について未定のため、今後の検討課題となる。

「提供:建通新聞社」