社会福祉法人和倉温泉福祉会(七尾市和倉町)は17日、同市内で運営する「あかくらこども園」と市田鶴浜保育園との新統合園舎「田鶴浜こども園」の新築工事に伴う設計・監理委託業務を、指名数社で入開札する。
計画では、約1・2キロほど離れて立地しているあかくらこども園(三引町)と、市田鶴浜保育園(田鶴浜町)の老朽化を受け、子育て環境の充実を図るため、高田町の旧田鶴浜中跡地(9671平方メートル)に統合園舎を新設する。建設規模はW造(トラス構造)平屋建て延べ約1100平方メートル。定員は110人を予定する。
法人では、実施設計の完了後、11月をめどに建物本体工事の入札を行い、施工者を選定したい考え。22年4月の開園を目指す。
新園舎整備に伴い、市は今年度、旧田鶴浜中の解体工事を進めており、年内の工事完了を予定している。施工業者は校舎棟がアントール、体育館・プール棟が千場建設。