京都市は、伏見区の水垂運動公園(仮称)整備による交流拠点形成のための基盤整備検討調査を実施する。国土交通省の官民連携基盤整備推進調査費(令和2年度第2回配分)の支援を受ける。
伏見区淀水垂町の水垂埋立地における水垂運動公園(仮称)の整備を巡っては、平成28年に公園整備基本計画の見直しを公表。令和元年7月〜8月に官民連携による公園整備に向けた協議を行い、令和2年3月に公園整備の方針を見直し、「京都府初の人工芝サッカー・ラグビー場3面確保」を決定した。
このスポーツ施設を核に、民間事業者の活動・新たな投資として、▽公園内へのクラブハウスや飲食・物販店舗等の整備(令和5年度〜)▽京都のクラブチームによる「サッカースクール」、「ファン感謝イベント」等(令和7年度〜)▽公益財団法人京都府サッカー協会による「年代別全国大会の誘致・開催」等(令和7年度〜)を見込む。
今回の調査内容は、@公園の整備に係る基礎調査A公園の基本計画の検討(導入施設の配置、規模、民間との連携を前提とした整備条件の検討等。
事業費は1600万円(うち国費800万円)。
なお市は、令和元年度に水垂運動公園(仮称)整備における官民連携手法等導入可能性検討業務を日本総合研究所大阪本社(大阪市西区)で実施した。