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建通新聞社
2020/07/01

【大阪】近畿地整 7月以降発注予定に774件

  国土交通省近畿地方整備局は、2020年7月以降の発注見通しを7月1日に公表する。件数は工事416件、建設コンサルタント業務など358件の計774件。工事のWTO対象案件23件のうち、9件を新たに盛り込んだ。
 工種別では一般土木の185件が最多。内訳はWTOの15件の他、本官5件、分任官165件。この他、維持修繕80件、アスファルト舗装30件、鋼橋上部7件、PC7件などとなる。
 事務所別では、奈良国道事務所がWTO8件を含む40件で最多。福井河川国道事務所がWTO5件を含む35件で続く。以下、豊岡河川国道事務所が29件、淀川河川事務所と大阪国道事務所、姫路河川国道事務所が各28件、和歌山河川国道事務所が25件を発注する。
 新たに盛り込まれたWTO案件のうち、大野油坂道路東市布トンネル工事(第4四半期入札)は発注規模50億円以上、新宮紀宝道路JR高架橋上部工事(第4四半期入札)は10億円以上20億円未満となる。
 この他、▽すさみ串本道路有田トンネル他工事(第3四半期入札)▽同二色川橋P3下部他工事(同)▽奥瀞道路(3期)3号橋AA2橋脚他工事(第4四半期入札)▽大和御所道路橿原高田ICランプ橋(AP21他)下部工事(第4四半期入札)▽同橿原高田ICランプ橋(AP26他)下部工事(第4四半期入札)▽同橿原高田ICランプ橋(AP31他)下部工事(第4四半期入札)▽加古川尾上町地区浚渫工事(第3四半期入札)―を発注規模6億9000万円以上15億円未満で発注する。
 ICT活用工事は101件の発注を予定。豊岡河川国道事務所が12件で最も多く、福井河川国道事務所が11件、淀川河川事務所と和歌山河川国道事務所が各10件で並ぶ。
 建設コンサルタント業務などはプロポーザル方式で簡易公募型79件、標準3件、競争入札方式で総合評価199件、一般競争22件、指名競争52件、随意契約で3件の内訳。業種別では測量32件、建築コンサル37件、土木コンサル206件、地質調査15件、補償コンサル68件となる。
 事務所別では淀川河川事務所が30件で最も多く、奈良国道事務所が29件、姫路河川国道事務所が28件で続く。
 新たに盛り込まれた主な業務を見ると、国道2号加古川バイパス予備設計他(第2四半期入札)、大和北道路橋梁予備設計他(第2四半期入札)、串本太地道路工事用道路トンネル詳細設計(第2四半期入札)、紀伊山系管内新規砂防施設予備設計(第2四半期入札)、淀川大堰閘門詳細設計(第2四半期入札)などを発注する。

提供:建通新聞社