一般社団法人福井県設備設計事務所協会(松山憲雄会長)の第10回通常社員総会は6月26日開かれ、19年度事業報告・決算、および20年度事業計画・予算案などを審議し、原案の通り承認した。
会場は、福井市西木田2丁目の福井商工会議所で。新型コロナウイルス感染対策に配慮し行われた。
冒頭、松山会長があいさつ。19年度おおむねの事業推進を報告し、正会員と賛助会員の理解と協力に感謝した。その上で「心残りは、技術研修が叶わなかったこと」と、今後の抱負とした。また協会の法人化(平成23年)から、今年で10年目を迎え「協会の法人化に併せた創立30周年も記憶に新しい」と感慨を示し、会員の各事務所の繁栄と、全体の発展を期した。
19年度は、日設事連(東京)の総会や、正会員と賛助会員合同の納涼会、県土木部営繕室との意見交換会などを行った。
20年度も、引き続き事業継続を計画。日設事連の第68回総会・全国代表者会議(東京)や、東海・北信越ブロック協議会などを予定するが、コロナに配慮し、今後詰める。BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)についても、今後の動向に関心を寄せる必要性が話された。
20年度の事業方針
■技術研さん、知識向上を目的とした講習会・研修会の開催
■関係行政官庁との意見交換会の開催
■関係諸団体との合同事業推進および協力
■広報活動の推進
・設備設計事務所および建築設備士の役割など広報事業
・次世代の担い手確保のための広報および啓蒙活動