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滋賀産業新聞
2020/07/01

【滋賀】近江八幡市 総合医療センターの管理棟増築・内部改修

 近江八幡市立総合医療センターは、管理棟増築及び内部改修工事を計画しており、来年4月頃に業者選定を行い、約2ヵ年程度をかけて工事を完了させる方針だ。
 発注方式は一般競争入札を予定している。管理棟増築と内部改修工事を21年(令和3年)5月頃〜22年(令和4年)3月31日まで行い、残りの内部改修を22年4月〜同年12月頃までに完了する考え。現在のところ、2ヵ年に渡る建築一式工事を一括発注する考えではあるが、単年度ずつの分離発注も可能性があるとのことで、11月頃予定している新年度予算要求時までにどちらを採用するか決定する。なお、概算工事費は4億円を見込んでいる。
 主な工事内容は、管理棟増築は南側ガーデン内にS造2階建、延約800平方bの増築工事を行い、本館2階と渡り廊下で接続する。内部改修は、約500平方b程度を予定し、更衣室・ロッカーや総務課・保育所等を移動・配置していく。
 同市土田町1379番地にある同センターは、敷地4万7471平方b内に、RC造5階建、延3万3874平方bの施設を6年(平成18年)に建設。建設から10年以上経過し、院内職員及び委託業者スタッフ、患者受入数等が増加し、既存施設での運用が厳しくなってきたことから今回増築及び内部改修を決定。特に、本館棟2階の管理部門が手狭で、これまでも医師の増加に伴い医師控室(医局)の分室を設ける等内部での移動や簡易改修を行ってきたが、今後、臨床研修医の受け入れや専門研修プログラムによる他病院との交流等が活発になる見込みから、来年度から工事着手し、これらに対応していく。
 なお、設計は内藤建築事務所(京都市左京区)に選定済み。来年3月31日までに業務を完了させる。

提供:滋賀産業新聞