阿波市は、伊沢谷飲料水供給施設の改良工事を2020年度から2カ年で工事を進める。7月末に一般競争入札を公告する。
阿波町の同地区では、もともと簡易水道施設を設置していたが、老朽化と人口減少のため19年度に「飲料水供給施設」に変更。総事業費約2・2億円で整備に着手することにした。
工事概要は、送水管布設工事として口径50_耐圧ポリエチレンパイプを延長2229b敷設するとともに、浄水池設置工事としてステンレス製3立方bを設置、小型浄水装置設置工事として膜ろ過方式で日処理量57立方bの浄水装置設置、送水ポンプ設備工事として浄水装置室(コンクリートブロック造平屋8・7平方b)と中継ポンプ室(コンクリートブロック造平屋8・1平方b)を築造し、口径30_で毎分49gのポンプ(出力3`h)を各室に2台設置。またテレメーター設備を設置し遠隔で監視可能とする。
給水区域は阿波町引地・真重・立割・亀底・北久保・広野・糸下・伊沢谷東縁、給水人口は約90人。
設計はアクセス設計(徳島市)が担当。
提供:建通新聞社