大阪市は、新今宮駅北側まちづくりビジョンの素案をまとめた。新たな大阪の玄関口を目指し、南海新今宮駅高架下空間の利活用や、恵美公園の拡張整備などを進めていく方針だ。
同エリアでは、北側に星野リゾートが大規模なホテルを建設するなど、インバウンドを含めた旅行者の急増が見込まれている。また、難波などミナミエリアへ徒歩圏の立地となっており、地区全体の活性化が期待されている。これらの状況を踏まえ、ミナミエリア一体の魅力向上に向けたまちづくりを目指す。
素案によると、目指すべき将来像を「新たな大阪の玄関口となるまち」と設定し、▽南海新今宮駅高架下空間の利活用▽恵美公園の拡張整備▽駐輪場の再編・整備▽歩道沿いフェンスの撤去・美装化▽歩行者空間の検討・整備―などを進める。
提供:建通新聞社