情報通信業のほくつう(本社・金沢)は26日、福井県に対し、新型コロナウイルス感染の防止対策に役立ててほしいと、寄付金500万円を贈呈した。
この日県庁に、福井支社の小野田亮支社長と、西脇勝登志営業部長、熊谷宣行管理課長の3人が、杉本達治知事を訪ね、直接、寄付目録を手渡しした。
小野田支社長は、特に医療の現場最前線で、日々奮闘を続ける医師や看護師ら、全従事者に、少しでも貢献したいと気持ちを込め寄付動機を示した。
杉本知事は、応じて「多額の寄付を賜わり、心から感謝を申し上げます。県内はこれで59日間、感染者はゼロ。次の第2波へ、病床の確保や、検査体制の強化などで挑戦。この浄財を活用し、県民が一つになって臨みたい」と、お礼の言葉を述べた。白嵜淳交流文化部長も同席。
同社は、ことし創立70周年を迎え、発祥の地北陸に、恩返しをと、寄付活動を展開。石川と富山の両県には、既に同額を寄付した(計1500万円)。福井県のコロナ関連の寄付は、これで523件、総額1億1441万2882円となった。