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　愛媛県は、一般会計６月補正予算案として１３９億９３７１万円を追加計上した。このうち投資的経費には１２１億９５６１万円を計上し、西日本豪雨災害への対応をはじめ、農業基盤や道路改築、橋梁の長寿命化、河川・海岸・砂防施設の整備など防災・減災対策などに取り組む。
　建設事業関連の内訳は、肱川水系緊急治水対策推進事業に９億１３１１万円、明浜地区など16カ所のかんがい排水事業に３億２８９８万円、小倉・影之浦西地区（伊予市）など６カ所の農地防災地滑り対策事業に１億１０３６万円、日向谷節安線（鬼北町）など３路線の広域林道整備事業に８５００万円。
　道路改築事業の21カ所に15億７０６２万円、橋梁補修事業の１７６カ所に24億３１９８万円、災害防除事業の１０３カ所に23億５０１７万円、交通安全施設等整備事業の19カ所に３億５５６６万円。地域高規格道路大洲八幡浜自動車道整備事業に10億８３１６万円を配分する。
　河川改修の10カ所に２億３１９４万円、河川堤防緊急改築事業の３カ所に７７９０万円。海岸保全施設整備事業の10カ所に４億５５７８万円。通常砂防事業の18カ所に４億５０５５万円、地滑り対策事業の２地区に３１５８万円、急傾斜地崩壊対策事業の６カ所に１億１１０５万円、港湾整備事業の３カ所に１億０７３７万円を盛り込んだ。
　ＪＲ松山駅付近連続立体交差事業に３億３６８４万円。西町中村線（新居浜市）など３カ所の都市計画街路事業に５億６３９６万円。総合運動公園の送水施設の更新に３９３６万円。南予レクリエーションの１号公園園路舗装補修に１０５３万円。信号灯器のＬＥＤ化１２２灯に１９５１万円を計上している。
提供：建通新聞社