掛川市は、2020年度6月補正予算案の中で、当初予算に盛り込んだ101事業について見直しを行った。中止・延期は76事業で6億3867万円を減額、縮小は25事業で1億4753万円を減額した。見直した予算は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の他、生活困窮者支援、事業継続支援、感染の第2波・第3波への備えとする。また、感染終息後の地域経済再起対策にも充てるとした。
建設関連では、14事業が対象。規模縮小が7事業、延期が4事業、中止が2事業、外部に業務委託せず担当課で事業を行う直接実施が1事業となった。
規模縮小は、都市計画策定事業が300万削減の1000万円、市単河川整備事業が500万円削減の930万円、道路一般改良事業が5500万円削減の1億0500万円、事業関連道路関連事業が1650万円削減の1億9560万円、掛川城周辺地区まちづくり事業が400万円削減の500万円、スマートインターチェンジ予備設計事業が500万円削減の500万円とした。
延期は、ならここの里施設整備事業(予算額2965万円)、和田岡古墳群整備事業(同8215万円)、板沢埋め立て場の施設維持管理事業(同2億円)、掛川駅周辺地区まちづくり事業(同1150万円)。
中止は、バイオマス産業都市構想事業化事業(同49万円)、富士見台霊園施設整備実施設計(同490万円)。
この他、市営住宅ストック総合活用計画策定業務(同300万円)は、都市政策課で実施する。
提供:建通新聞社
(2020/6/26)
建通新聞社 静岡支社