建通新聞社(東京)
2020/06/25
【東京】都住供 小金井本町住宅解体など32件発注
東京都住宅供給公社は、2020年度の建設工事年間予定として、全32件の発注を計画している。公社賃貸住宅では、小金井本町住宅の7号棟街区の建て替えに向けた解体工事と、町田木曽住宅の敷地内での地域活動拠点施設の新築を予定。この他、都営住宅の建て替えに向けた解体・除却工事をそれぞれ進める。
小金井本町住宅(小金井市本町4ノ7)は、1961〜62年に完成した鉄筋コンクリート造5階建て22棟・830戸の団地。このうち、7号棟街区内にある鉄筋コンクリート造の住棟5棟・240戸を建て替えるため、解体工事を第2四半期に発注する。跡地には、コーシャハイム小金井本町として1棟・230戸の住棟を21年度以降に整備する計画。
町田木曽住宅(町田市本町田2507)では、給水塔の跡地に地域活動拠点施設を整備する。規模は鉄骨造平屋約260平方bを想定。第4四半期に発注する。
また、都が建て替え工事を行う都営住宅について、除却工事を新たに受託する。第2四半期には▽都営下馬アパート▽都営八幡山アパート▽都営天沼アパート▽都営荒川七丁目仲道アパート▽都営第3板橋富士見町アパート▽都営東栗原アパート▽都営鎌倉二丁目アパート▽都営南小岩二丁目アパート▽都営八王子中野町アパート―の9件の解体・除却工事を発注する。
都営住宅の除却工事ではこの他、第3四半期に6件、第4四半期には3件の公告を予定。この他、公告時期を調整中の案件が12件ある。
提供:建通新聞社