全国情報ネットワーク：各地域で信頼される専門紙33紙で構成

　京都府は、旧総合資料館や植物園、府立大学などがある北山エリアの整備について、全体の統一的なコンセプトなど、エリア内の施設整備に係る基本的な事項に係る計画（基本計画）の策定に向け、専門家委員会を設置する。
　関係分野の有識者から専門的な意見を聴取し計画に反映させる。専門家委の委員は、川�ｱ雅史京都大学大学院工学研究科教授（景観設計、都市デザイン）、角田暁治京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科准教授（建築デザイン）、安部孝幸京都銀行公務・地域連携部観光・地域活性化室長（地域経済、ファイナンス）の３人で構成する。
　主な検討内容は、▽北山エリア及び周辺地域の現状・課題分析▽北山エリア全体のコンセプトの策定、北山エリアの将来像の検討▽エリア内の施設配置計画・動線計画の策定▽各施設の整備・運営手法の検討。
　７月上旬に第１回検討会議を開き、コンセプト等意見交換を行う。その後、８月下旬に第２回（コンセプト等意見交換、骨子案とりまとめ）を行った後、９月下旬に府議会常任委員会に骨子案を報告し、パブリックコメントを実施する。11月上旬に第３回（最終案とりまとめ）を経て、12月中旬に府議会常任委員会に最終案を報告する予定。