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建通新聞社
2020/06/24

【大阪】大阪市 4カ所目こどもC設計で14者指名

 大阪市は、市内4カ所目となるこども相談センターの建設計画で、基本計画・基本設計・実施設計・工事監理の委託先を選定するため14者を指名した。今後、提案書を受け付け、委託先を選定する。
 新たなこども相談センターは、大阪市鶴見区今津南1ノ3ノ11に建設する計画。本年度に建物規模や4カ所体制の管轄区域などの検討に着手。その後、2021〜23年度に基本・実施設計を行い、23〜25年度に建設工事、26年度の開設を目指す。
 市では、市内の中央、南部、北部の3カ所に児童相談所を設置するよう事業を進めている。児童虐待相談件数が増加していることや、一時保護所の定員超過が常態化していることから東部地区を管轄する4カ所目の相談所を鶴見区に設置することにした。
 浪速区に建設する3カ所目の施設については、本年度に基本設計に着手する。基本・実施設計は内藤建築事務所大阪事務所(大阪市中央区)が担当し、20〜21年度で進める。22〜24年度で建設し、25年度早期の開設を目指す。
 同施設の整備計画では、中央区にある市こども相談センターを浪速区に移転する。建設予定地の敷地内には、もと浪速青少年会館の建物があり、現在は栄小学校の校舎として利用している。新施設を建設するのは、校舎南東側にある敷地面積約1万平方bの空き地。
 新施設の延べ床面積は、児童相談所部門5500平方b、教育相談部門2300平方bの計7800平方b。建設地は浪速区浪速東1丁目。

提供:建通新聞社