岐阜県多治見土木事務所は、瑞浪市の土岐川に架かる土岐橋の架け替えを行うため、仮橋の詳細設計を野田コンサルタント(郡上市)に委託した。履行期間は12月7日まで。現在進めている用地補償が順調に進めば2021年10月ごろに仮橋の設置工事を行う。
既設の土岐橋は瑞浪市の土岐川に架かる7径間コンクリートT桁橋で延長は80・8b、車道と歩道を合わせた有効幅員は8b。橋脚が多いことや桁下が狭く増水時河川の流れを阻害する可能性があるため河川改修事業として架け替える。仮橋は延長約80b、幅員約2bの鋼橋を想定しており歩行者専用の人道橋となる。工事期間中車両は迂回(うかい)が必要となる。
新橋の設計は完了しており、3径間連続プレビーム合成桁橋で延長85・1b、有効幅員は8bとなる。
21年度に仮橋を設置した後は、22年度〜23年度の2カ年で既存橋の撤去と並行して下部工の工事を行う。24年度に上部工を工事し、完成後に仮橋の撤去を行う予定だ。
新橋の設計は日本工営岐阜営業所(岐阜市)が行った。
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建通新聞社