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建通新聞社
2020/06/23

【大阪】茨木市 阪急茨木市駅西口等の将来像を示す

 茨木市は、1970年の大阪万博開催に併せて整備された阪急茨木市駅の西口駅前周辺エリアについて、将来的な再整備の方向性を示す「阪急茨木市駅西口駅前周辺整備基本計画(案)」を公表した。整備から50年が経過し、施設の老朽化や円滑な交通機能の必要性などについて課題を挙げ、10年スパンで3段階の「まちの将来像」を示した。
 再整備の対象は、70年竣工の茨木ビル・永代ビル、79年供用の市営駐車場を含む駅西側の約2f。おおむね10年後を想定する「フェーズ1」で西口の再整備を行い、東口に医療機能の導入を検討する。また市役所に通じる中央大通りについて公共空間デザインの整備に取り組み、質の高い道路空間とする。
 「フェーズ2」では駅東側の都市計画道路茨木寝屋川線などの整備により、市の中心部への通過交通を排除し、駅東口の再整備で交通広場機能を拡充する。
 「フェーズ3」では交通広場機能を東口に集約し、西口を歩行者空間として再整備。また中央大通りを歩行者空間とし、“ひと”が中心の空間創出を目指す考えだ。

提供:建通新聞社