勝山市道の駅「恐竜渓谷かつやま」が20日にオープンした。荒土町松ヶ崎地係の現地では完成披露の集いが開かれ、新たな観光まちづくり拠点の完成を盛大に祝った。
勝山市では、中心市街地や周辺観光地への周遊を促すための拠点として、また、道路利用者のための休憩施設と合わせ、福井県と協同して道の駅を整備。物販コーナーでは、豊富な自然環境により育まれた農林水産物や6次産業品などの土産販売を行う。
集いではまず、近畿地方整備局福井河川国道事務所の嶋田博文所長から山岸正裕市長に道の駅の登録証が手渡された。
続いて山岸市長が「中部縦貫道勝山インターを降りて、九頭竜川を渡った市の新しい玄関口として県立恐竜博物館やスキージャム勝山、白山平泉寺、ゆめおーれ勝山などを訪れる観光客の利便性向上に繋がる」と期待を示し「勝山市の新名所となり、千客万来となることを祈念している」とあいさつした。櫻本宏県副知事の式辞の後、畑孝幸県議会議長、松山信裕市議会議長、田中三津彦県議会議員がそれぞれ祝辞を送った。
開場後は、オープンを待ちわびた地元住民や観光客で賑わった。
同道の駅は勝山恐竜橋の北側敷地にあたる荒土町松ヶ崎第1号17番地で建設。敷地面積は1万2570平方メートルで、建物面積は824・1平方メートル。