長岡市は、寿3丁目地内「寿町排水ポンプ場建設工事(土木)」について、7月にも制限付き一般競争入札で公告したい考えだ。
今事業は、抜本的な浸水対策の一環として、蔵王処理分区(面積237・8ヘクタール)における浸水被害を軽減させることを目的に、中央浄化センターや、ごみ処理場の隣接地(寿3丁目1367、敷地面積1664・19平方メートル)に新たな雨水排水ポンプ場(合流式)と付帯施設を建設するもの。
施設規模はRC造地上4階地下1階建て延べ1350・96平方メートル(建築面積519・91平方メートル、最高高さ19・9メートル)。排水能力は市内で最も大きい千秋が原ポンプ場(毎秒8・8トン)よりも大きい毎秒9トンを想定する。
工期は570日間で、当初予算には寿町排水ポンプ場(土木)整備事業に2カ年継続費9億800万円(20年度=1億4300万円、21年度=7億6500万円)を設定した。また、建築工事、電気設備工事、機械設備工事、樋門工事は21年度以降の発注を予定し、全体工事の完了は23年度を見込んでいる。総事業費は約40億円。
基本・詳細設計はオリジナル設計(東京都渋谷区)が担当。