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　静岡県は、公共工事を早期執行することで、新型コロナウイルス感染症の影響で停滞した地域経済を下支えするため、入札事務の簡素化を目的に、総合評価落札方式の発注事務を変更する。今回の措置は期間限定で、７月１日から９月30日までの間に公告する工事に適用する。
　主な内容は、総合評価落札方式の実施価格帯を「５０００万円以上」に引き上げ、「３０００万円以上５０００万円未満」の工事を制限付き一般競争入札とする。
　タイプ選定の変更では、「５０００万円以上１億円未満」を簡易型�U、「１億円以上２億円未満」で難易度�U以下を簡易型�U、難易度�V以上を簡易型�Tとする。
　この他、簡易型�Tの技術提案（簡易な施工計画）では、求める数を１項目または２項目に簡素化する。
　「３０００万円以上５０００万円未満」の工事については、２０１９年度の実績から80件程度が想定されている。また、総合評価簡易型�Tは、19年度に比べて３分の２程度となるとみられる。



提供：建通新聞社
（2020/6/22）

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