富山県土木部港湾課は、伏木富山港(新湊地区)国際物流ターミナルのガントリークレーン更新を計画しており、近く設計業務を委託する。当初予算に1900メートル万円を計上した。
北埠頭コンテナ用ガントリークレーン1号機(捲揚能力55トン)は1991年に整備され、老朽化に伴い更新するもの。大型化するコンテナ物流に対応し、高速荷役、安全対策の強化などを図る。概算事業費には19億円を見込む。
国際ターミナルでは10年6月に1基(セミロープトロリ式橋形クレーン)を増設し、2バース2ガントリー体制を構築。19年から1万2000トン級コンテナ船の2隻同時接岸が可能となった。