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　石川県土木部営繕課が、金沢市小将町において進めている兼六駐車場建て替え工事の第２期となる「新兼六駐車場建設工事（その２・建築）」は、近く一般競争入札方式により公告となる方向だ。９月議会で契約承認を取り付ける。
　第１期工事が終盤を迎えている新兼六駐車場の全体規模（当初計画）は、Ｓ造５階建て延べ２万３９２５平方メートルで、１階に観光バス４０台、２〜５階に普通乗用車４８０台が収容でき、観光・情報発信コーナー、トイレ、休憩コーナーなどを配する。
　工事は３期に分けて行われ、第１期で建物正面から見て右側、引き続き中央（第２期）、左側（第３期）の順に建設する。現在、施工中の第１期工事の規模はＳ造５階建て延べ７７００平方メートル。
　２期工事はＳ造５階建て延べ約１万３８００平方メートル。２カ年（建築工事の工期は５４０日）で行う計画だ。機械設備と電気設備は第３四半期にそれぞれ一般競争入札により公告となる。
　最終となる３期工事エリアには金沢中警察署兼六園下交番が併設される。
　設計は、中島建築事務所・エヌアンドピィアーキテクツ設計共同企業体（意匠）、田淵建築設計事務所（構造）、カサマツ事務所（設備設計）が担当。
　県では、兼六駐車場建て替え及び兼六園下交差点の改良を通じて周辺地区の渋滞解消につなげることにしている。