県土整備部は17日、治山施設の長寿命化計画策定など委託業務10件の発注図書をまとめた。19日に調達公告し、7月6日に入札する。
治山施設長寿命化は、7月から来年2月にかけて県下1000カ所の各施設を現地踏査し健全度を把握する。発注にあたっては5工区に分割。いずれも請負対象設計金額2000万円以上の大型業務となりそう。簡便型総合評価を適用して一括審査方式(とり抜け)によって開札する。
また、鳥取県沿岸土砂管理検討業務を発注する。実績のある県外土木コンを対象とし、県下で実施しているサンドリサイクルの効果を検証する。委託費400万円。佐治川ダムと賀祥ダムでは、貯水池ダムの流入予測システムを構築する業務を発注する。同種業務実績のある県外土木コン向けで、委託費は2500万円。
このほか、県農地・水保全課関係で農業用ため池のトラブルスポット業務3件を発注する。
日刊建設工業新聞