白神ウインド合同会社(能代市河戸川字北西山48の1、代表社員:大森建設)は、計画する「(仮称)能代山本広域風力発電事業」に関し、19日から7月20日までの期間で環境影響評価準備書の縦覧を開始する。7月4日には市民説明会も開催、各種意見を踏まえて見直しなどを行い、評価書を作成する。施工者はまもなく選定される見通しで、2期工事に分けて令和3年度から着工する。
計画によると、(仮称)峰浜、(仮称)落合、(仮称)水沢、(仮称)比八田・朴瀬の4カ所で風力発電事業を行うもの。全体で最大25基程度の発電機を設置し、出力規模を約100,000kWとする。
建設工事は2期に分けて実施する計画で、1期工事として(仮称)峰浜と(仮称)落合に3年度から着工し、6年2月の運転開始を目指す。また、(仮称)水沢と(仮称)比八田・朴瀬は2期工事として6年度頃から着工し、9年8月に運転を開始する予定。
同社は、白神ウインドパワー株式会社として平成30年に設立後、昨年10月に白神ウインド合同会社に名称を変更した。能代山本地区の地元企業を中心に、日立サステナブルエナジー(茨城県)やJR東日本エネルギー開発(東京都)などが出資・参画している。
提供:秋田建設工業新聞社