岡山市は、新庁舎建設に伴って現在の庁舎敷地北側に移転整備する大供公園他の基本計画を2020年度で策定する。
業務は18日に開札を予定しており、15〜17日に入札を受け付ける。6月中には落札者を決定する見込み。
公園は、南側の新庁舎広場と一体化して利用できる施設とする方針。事業は新庁舎建設事業の進捗に合わせて行うことから、次の段階となる設計委託時期などは現在のところ未定としている。
業務では、公園0・43fと広場(地表部)0・4fを対象にゾーニングの検討、導入施設の検討などを行い鳥観図を作成する。新庁舎整備基本計画では新大供公園・広場整備費約5億円と概算している。
新庁舎は、現庁舎敷地と現大供公園・鹿田町駐車場間の市道を廃止し、本庁舎敷地として一体的に整備。規模は岡山城や烏城公園をイメージした地下2階地上15階建て。
庁舎北側に市民の憩い・交流の場となる庁舎前広場、広場下には駐車スペースが250〜280台程度の新鹿田町駐車場(地下2階地上1階)、広場北側に新大供公園を整備する。
また、広場西側には民間利便施設(1000〜3000平方b)の整備を想定しており、カフェ、飲食店、スーパーなどが見込まれている。22年度末に新庁舎の工事発注・契約、25年度末の完成を予定している。
庁舎の基本・実施設計は山下設計・丸川建築設計事務所JV。
「提供:建通新聞社」