一般社団法人福井県建専連の第9回定時総会は、新型コロナウイルス感染対策に配慮し、書面表決され、任期満了に伴う役員改選において、新会長には副会長の房川正己氏(62 新明防水工業代表取締役)を選任した。
直前会長の吉田勝二氏は、顧問に就任した。
19年度は、責任施工協力体制の組織化や、不良不適格業者の排除(法定福利費確保や、業法ガイドライン遵守)。また、国や県と、協力団体との行政勉強会(テーマは新担い手3法や外国人材の受け入れなど)を通じ、意見交換を行っている。
今年度も事業継続し、取り組みの強化、実現を目指したい考え。
なお、建専連が19年度、会員企業を対象に行ったアンケートで、専門工事業がかかえる課題を明確にしている。若手労働者が定着しない理由として、賃金が安い、休日が少ない、労働時間が長い、の順で大きいと指摘。今後も、これら課題の克服へ、着実に前進していきたい考えだ。
役員の方々(敬称略)
■会長
房川正己 新明防水工業
■副会長
土田英樹 菅左官工業所 福井県左官工業組合
田中猛雄 タッセイ 福井県建設室内工事業協会
■監事
小林俊明 日本塗装工業会福井県支部
■顧問
吉田勝二 直前会長