岐阜県教育委員会は、東濃特別支援学校(土岐市泉町根の上1127ノ10)の再整備で、基本計画の策定業務を7月中に委託する。同計画の中で学校の整備課題を把握するとともに、新校舎設置の可能性などを探る他、整備スケジュールや概要をまとめ、2021年度に委託する設計につなげる。
東濃特別支援学校は、プレハブ校舎を増築し特別教室として活用している。しかし経年による校舎の老朽化が進んでいるという。
さらに全校児童生徒数に対しての体育館占有率が低いことやプール施設も未整備のため体育的活動や行事などに影響が出ている。また学校の敷地も狭く、隣接する東濃フロンティア高校の敷地を借用して駐車場としている。
7月に委託する基本計画では、こうした現状の課題を抽出して詳細を把握するとともに、プレハブ校舎に替わる新校舎の設置が可能か、その場合の建設適地、整備スケジュールなどを検討し整備に係る予算などを概算する。
また東濃フロンティア高校との在り方についても同計画の中で検討する。
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建通新聞社