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　中能登町は１２日、旧鹿西中（能登部下）を改修して分庁舎にする「令和２年度中能登町役場分庁舎整備工事（建築）」「同（電気設備）」「同（機械設備）」の制限付き一般競争入札３件を開札し、落札候補者を決定した。
▽建築
落札＝２億８０００万円
真柄建設
▽電気設備
落札＝１億７７２８万円
ツボ電気工事
▽機械設備
落札＝１億１３９３万円
第一工業
　計画では、新耐震基準で建てられた旧鹿西中校舎（ＲＣ造３階建て延べ約３９００平方メートル）を改修し、分庁舎として活用する。１階には、鳥屋庁舎の会計、税務の２課、鹿西庁舎の住民福祉、長寿介護、保健環境の３課が入居する。２階に鹿島庁舎の土木建設、農林、上下水道の３課を配置し、３階に大会議室や倉庫を設ける。極力既存の教室や廊下などのレイアウトを生かして整備する。
　内装に県産材を使用し、来庁者がぬくもりを感じられるようにする。個別相談室や障害者トイレ、授乳室、１１人乗りエレベーター１基も備える。照明ＬＥＤ（発光ダイオード）化や、駐車場と分庁舎をつなぐ屋外の屋根付き通路増設なども行う。工期は１２月２５日まで。実施設計は浦建築研究所（金沢市）が担当。