株式会社ハレタス田沢湖(仙北市田沢湖生保内字武蔵野115、吉田裕幸代表取締役)は、仙北市田沢湖の黒沢工業団地に建設する植物工場の工事について、今月末にも一般競争で公告するため準備を進めている。共同企業体への発注を予定しており、参加要件については仙北市の意向も踏まえ検討するとしている。
計画は、黒沢工業団地29,000uのうち約10,000uの敷地に、レタスなどの野菜を水耕栽培する植物工場を建設するもの。工場は鉄骨造一部2階建て、延べ床面積約4,700u規模。機械導入なども含む総事業費は約25億7,000万円としている。
設計は現在、小畑設計事務所で実施しており、まもなくまとまる見通し。今後は、今月末にも工事を一般競争で公告し、7月中に入札、8月の着工、3年4月の操業開始を目指す。
なお、仙北市では、工場建設に合わせて構内道路(L96.25m、W5m)の整備(商工課)や植物工場用の配水管新設(HPPEφ100・L1,200m、上下水道課)などを予定しており、いずれも今月または7月の公告を目指している。
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秋田建設工業新聞社