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建通新聞社(中部)
2020/06/12

【岐阜】多治見市本庁舎の跡地利用案 3分野で検討

 多治見市は、新本庁舎建設後の現本庁舎の敷地について、観光、福祉、その他の三つの分野で利活用案を示した。同案は活用の検討を進めるためのベースとなる。これを踏まえて地域の意見を反映し、活用方法を決定する。ただし新庁舎の建設地が最終決定されていないため具体的なスケジュールは未定としている。現在の多治見市本庁舎
 現本庁舎(日の出町2ノ15)は鉄筋コンクリート造地上6階地下1階建て延べ8571平方b。敷地面積は4033平方b。
 案として示されたのは観光、福祉、その他の三つの分野。観光では近隣の商店街と一体的な整備をするとともに土岐川南側の交流中心拠点となる芝生広場を整備することとしている。
 また福祉では高齢者、障がい者、児童福祉などの複合型施設を誘致するとしている。その他ではスーパーマーケットやドラッグストアなどの商業施設を誘致する案の他、公共施設集約化のための事業用地や都市計画道路などの事業用地とすることも想定している。
 福祉施設や商業施設の誘致案は2019年度1月に跡地利活用について意見を募集し、実際に民間企業から提案されたものとなっている。

提供:建通新聞社