下田市は、本年度の着工を予定していた新庁舎の入札を延期する。新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、当初予定していた第2四半期の入札を見送る。また、計画の見直しを行う可能性があり、12月末までに最終的に判断する。
入札を延期する理由は夏の海水浴場開設が見通せないことなど財政的に厳しい状況であるため。そのことから工事が減少するように設計変更をするなど計画の見直しを行う可能性があり、12月末までに最終的な判断をするという。
事業は老朽化が進む、市庁舎を現在の伊豆急下田駅付近から約2`北側の稲生沢地区に移転新築する事業。
現在の計画では新庁舎の規模は鉄骨一部4階建て耐震構造で、延べ5862平方bとなっている。設計は安井・池田・堀越英嗣ARCHITECT5設計共同企業体が担当。
提供:建通新聞社
(2020/6/12)
建通新聞社 静岡支社