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　ナゴヤキャッスル（名古屋市西区樋の口町３ノ19）は、同ホテル建て替え後の開業時期を、２０２４年度早期を目指すと発表した。解体などの具体的なスケジュールや新ホテルの概要、施工者の選定状況について同社は「現時点で公表できる情報はない」とし、回答を控えている。同ホテルは９月30日をもって営業を一時休止する。
　同社の親会社である興和（名古屋市中区）は、20年３月期の連結決算で、同ホテルの建て替えなどに向けた費用として約40億円の特別損失を計上しており、このうち約13億円を投じて解体するとしている。
　既存ホテルの規模は、鉄筋コンクリート造地下１階地上11階建て延べ約３万５０００平方�b。同ホテルは名古屋市を代表する老舗ホテルで、１９６９年に完成した。客室数は２００室を超える。

提供：建通新聞社