藤沢市は、鵠沼海浜公園改修のPark―PFI活用について、進めてきたマーケットサウンディング調査結果を公表、事業実施が可能であることを明らかにした。今後、提案や意見を参考に公募条件などの検討を進めていく方針。
事前説明会には21社が参加、サウンディング(個別ヒアリング)には8社が参加した。公園全体を再構築する提案が多数を占め、施設については、飲食店や売店などを複数組み合わせた提案が多くあったという。また、開かれた公園とするには、有料施設以外に開放区域を設けるべきとの意見もあった。
鵠沼海浜公園は、他と異なる施設や魅力的な立地で、これまで多くの人に利用されてきたが、有料施設であることで周辺の施設を利用する人と切り離された空間となっており、施設の老朽化で景観を損なう状況にもなっている。改修では、スケートパークという現在の公園の魅力を維持しつつ、より多くの人に利用される、より魅力的な公園を目指している。
供用開始は1961年4月1日。供用面積は1万6690平方b。現在、スケートボードやインラインスケート、バイシクルモトクロス(BMX)などの遊技を取り扱う「鵠沼海浜公園スケートパーク」として開設している。所在地は鵠沼海岸4ノ5218ノ1。
提供:建通新聞社