中津川市は、市民交流プラザ(仮称)建設の基本・実施設計候補者を、公募型プロポーザルで久米設計名古屋支社(名古屋市中村区)に決めた。契約上限額は2億1200万円。履行期間は2021年7月31日まで。施設は21年度中にも着工し23年度のオープンを目指す。
同施設は図書館や子育て支援施設の他、観光の拠点となる機能も盛り込んだ複合型施設を想定しており、施設の整備によって中心市街地の活性化を図るとしている。
同社の提案では、建物の構造を鉄筋コンクリート造と鉄骨造の混構造とすることで軽量化を図るとともに、既設杭には手を加えず経済的で無駄のない設計を行うこと、省エネルギーに配慮しランニングコストを抑えたZEB建物を目指すことなどが示された。
20年度から21年度の2カ年で基本・詳細設計をまとめ、21年度内に着工する。23年度のオープンを目指している。現段階で3階建て延べ4800平方b程度を見込んでおり、建物本体の建築工事費は20億〜23億円を想定している。
建設地は新町1952ノ1他の新町ビル跡地。
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建通新聞社