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　高知市は文化プラザ「かるぽーと」の長寿命化改修に向け、事業者選定支援業務の委託候補者に八千代エンジニヤリング（東京都台東区）を選定した。近日中に契約する見通し。履行期間は２０２１年３月31日まで。設計施工一括方式を前提とした公募資料の作成、選定委員会の運営支援、契約交渉支援など、事業者募集に向けた支援業務を進め、委託期間内の設計施工業者との契約を目指す。
　公募型プロポーザルには同社のみが参加。同社は審査の結果、６９０点満点中５２６点を獲得し「事業を効果的・効率的に行えるよう、民間事業者のノウハウを引き出すアイデアやリスク分担の整理方法など、さまざまな手法を提示した優れた提案である」と評価された。
　かるぽーとの規模は鉄骨鉄筋コンクリート一部鉄骨一部鉄筋コンクリート造地下３階地上11階建て（塔屋１階）延べ３万５８８９平方�b。01年度の完成から約20年が経過し、電気、空調、給排水衛生設備やホールに設置された舞台機構・照明・音響設備など大規模な更新が必要となっている。そのため、優先順位を付けながら工事内容を検討し、20年度の補正予算で事業費を計上、21年３月の契約を目指しデザインビルド方式による入札を公告する。
　大規模改修に当たり、市は22年４月から23年６月までを休館とする方針を示している。場所は九反田２ノ１。
提供：建通新聞社