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　川崎市は、「キングスカイフロントおよび周辺エリアにおけるエコシステム構築に向けた調査等業務」の委託先を、公募型プロポーザルにより日建設計総合研究所横浜オフィスに決めた。委託する業務の内容は、�@キングスカイフロントの現況把握調査�Aエコシステム構築に必要となる機能（不足機能）の調査�Bエコシステム構築に向けた機能導入の方向性（考え方）の整理および導入に向けた事業スキーム、展開方策の提案―など。履行期間は２０２１年３月15日まで。
　川崎市では、殿町国際戦略拠点キングスカイフロントをライフサイエンス分野の世界最高水準のクラスターとして形成。研究開発から産業を創出し続けるイノベーション・エコシステムを構築するとともに、その効果を周辺エリアに波及させ、新たな価値の創出に向けた取り組みを進めている。また、国では、統合イノベーション戦略に基づき、スタートアップ・エコシステムグローバル拠点都市の指定や、国際バイオコミュニティー圏の形成に向けたエリア指定など、世界の人材・投資を引き付けるプログラムが始動している。
　こうした状況を踏まえ、川崎市では、キングスカイフロントと周辺エリアでのエコシステム構築の推進を図るため、キングスカイフロントについて、▽国内外の他のクラスターとの比較を通じた現況把握▽エコシステム構築に必要となる機能（不足機能）の調査、機能導入に向けた方向性（考え方）の整理―行い、導入に向けた事業スキーム、展開方策を検討する。

提供：建通新聞社