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建通新聞社(岡山)
2020/06/08

【岡山】倉敷市 一般会計84億9154万円を追加する6月補正予算案を発表

 倉敷市は3日、一般会計84億9154万円を追加する6月補正予算案を発表した。補正後の本年度一般会計累計総額は2484億3878万円(前年度同期比22・2%増)となる。10日開会の定例議会に上程する。会期は30日まで。
 今回の補正予算案は、新型コロナウイルス感染症対策に要する経費や、4月に市長選挙が行われたことから市長公約に掲げている施策を推進するための事業費や当初予算で計上を見送っていた新規事業費、建設事業費などを計上している。
 主な建設関連予算案は、「真備地区の復興推進と、災害に強いまちづくり」として、復興防災公園(仮称)整備事業費(土地購入、測量設計)1億8927万円、柳井原地区水防センター整備事業費(設計など)2400万円、隣保館耐震補強事業費(設計など)1178万円、倉敷武道館耐震補強事業費(工事)1億9400万円、揚排水機場整備や河川改修する浸水対策事業費(工事費、修繕料)2億9800万円。
 「子育てするなら倉敷でと言われるまちづくり」として、小・中・特別支援学校のトイレ洋式化などの学校施設安全対策・防犯機能強化事業費8億2938万円、大高小学校給食調理場と校舎の合築整備に向けた事業費(アドバイザリー委託)1500万円。
 「温もりあふれる健康長寿のまちづくり」として、倉敷中部圏域に憩の家を整備する事業費(土地購入)8528万円。
 「個性と魅力ある文化と産業を育む活力あるまちづくり」として、美観地区電線類地中化事業費(工事、工事委託)1億4580万円。
 「みらいに向かって持続可能なまちづくり」として倉敷駅周辺第二土地区画整理事業費(物件補償、工事)9億0538万円、街路事業費(土地購入、工事)2億7799万円、児島地区の学校給食共同調理場整備に向けた事業費(民間活力導入可能性調査委託)636万円―などを盛り込んでいる。

「提供:建通新聞社」