倉吉未来中心(倉吉市駄経寺町)で大・小ホールの舞台装置と舞台照明が今年度から更新される。県営繕課は今月下旬、機械器具と電気工事に分けて制限付き一般競争入札として公告する。改修費は合わせて10億円超。県外業者が対象となりそう。
舞台機構の更新は、大ホールと小ホールの舞台つり物設備改修と、改修に伴った自動制御設備工事を実施する。概算工事費6億9000万円。発注工種は「機械器具設置工事」とし、参加要件に客席数500席以上のホールで同種工事を施工した経験を求める。
一方、舞台照明は大ホールと小ホールの照明LED化と、各種照明操作卓を更新する。概算改修費3億8000万円。発注にあたっては「電気工事」を対象とし、舞台機構と同様に同種工事実績を要求する。
設計はエイアンドティ建築研究所(東京都新宿区)が担当した。
両工事について、同課は今月19日にも工事公告して7月中旬までに開札する。うち舞台機構は議会承認案件のため、9月県議会で議決を得て10月から着工する。ともに工期は来年11月15日まで。
日刊建設工業新聞