囲町東地区市街地再開発準備組合(中野区)は、施設建築物の施工、未処分保留床の処分、資金調達や本事業推進への支援・協力業務などを行う特定業務代行者の募集を開始した。希望者は、選定窓口となる都市みらい推進機構(文京区)へ11日までにメール(nakano-kakoki-e@toshimirai.jp)し、募集要項受領の指示を受ける。提出期限は12日。
応募資格は経営事項審査の総合評定値が建築一式1800点以上で、一級建築士事務所登録がある者。過去10年間に延べ床面積10万平方b以上、かつ高さ100b以上の住宅と事業所、または住宅と商業施設の複合用途建築物の施工実績があり、再開発プランナーを10人以上有することなど。
同事業は中野4丁目地内の敷地約2fを再開発し、敷地の東側に鉄骨造・鉄筋コンクリート造・鉄骨鉄筋コンクリート造地下2階地上24階建て延べ9万0600平方bのビルを建設する。用途はビルの低層部が商業、高層部は業務と住宅。西側には鉄筋コンクリート造一部鉄骨造地下1階地上20階建て延べ約3万0500平方bの建物を建設する。用途は店舗と住宅約720戸。
夏にも本組合設立認可を受ける見通し。2021年11月の着工、25年3月末の竣工を目指す。
事業協力者は三井不動産レジデンシャル(中央区)、大成建設(新宿区)。基本設計は五味建築設計事務所・佐藤総合計画JV(中野区)が担当した。
提供:建通新聞社