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建通新聞社(中部)
2020/06/05

【愛知】名古屋市 名城公園北園の整備案まとめる

 名古屋市総務局は、名城公園北園の旧県スポーツ会館敷地に新野球場を配置するなど、公園の整備案をまとめた。愛知県新体育館が北園に移転するのに伴う、新たな公園施設整備の考え方を整理した。野球場やランニングコースなどの整備は、2021年度に実施する工程を見込む。当初はタウンミーティングで意見を募る考えだったが、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、ウェブサイトまたは電子メール、ファクス、郵送で意見を募集する。締め切りは6月30日。
 新体育館は、北園の野球場(2面)、名城プール、四季の園、子どもの広場、自転車天国を配置しているエリアに整備する計画。これに伴い、公園施設の再配置について現時点の考えを整理した。
 新野球場は、県スポーツ会館跡地に1面、北区の洗堰緑地内に1面を配置する考え。
 北園を周回するランニングコースは、新体育館整備エリアの通行ができなくなるため、代替のコースを整備する。公園中心部の芝生広場北側を通るルートで暫定のランニングコースを確保する。延長は現状と同等の約1・3`。新たなコース整備はフラワー広場(トナリノの西側に所在)から野外ステージ(おふけ池北側に所在)北側まで。
 子どもの広場や四季の園は、北園内に暫定の遊具広場を設ける他、遊び場や花壇などの機能確保を目指すとする。
 名城プールは21年の夏まで営業する予定。新体育館の整備により、プールは廃止する考え。
 自転車天国は、運営するJKAと今後の対応を協議する。地下鉄駅から北園へのアクセスは、横断施設の整備に向けて検討を進める。また、都市計画では特別用途地区を導入、用途制限を緩和する予定だ。
 
建通新聞社