富山県土木部営繕課は、富山市婦中町東本郷地内「富山県農業機械研修所本館棟改築工事」を、第2四半期に条件付一般で発注する。
建設規模は、本館棟(研修所)がRC造平屋建て631平方メートル、看視棟がS造平屋建て50平方メートル。工期は約6カ月間。既設の1号格納庫棟(S造平屋建て406平方メートル)は第1四半期、本館棟(RC造平屋建て271平方メートル)は第3四半期に解体する。2月補正予算に4億4610万9000円を計上した。
設計は鈴木一級建築士事務所(富山市長柄町)が担当。
スマート農業の推進に向けた拠点施設と位置づけ、農業機械研修センターを大幅に機能強化し、スマート農業技術を駆使できる担い手の確保・育成を図る。研修所を新築し、スマート農機の格納・展示スペースや100人規模の研修室などを設ける。ドローンやロボットトラクターの操作研修、営農現場における経営管理システムの導入へデータ解析や実習を行う。農機具メーカーによるスマート農機の実演会としても活用する。