秋田地域振興局建設部(所管:県道路課)は、都市計画道路川尻広面線・横町工区で、南側の用地買収を終えた箇所で電線共同溝を発注する。ドン・キホーテ秋田店から五丁目橋方面に向かって右手となる南側での工事発注は初めて。事業では現在、北側の2スパンで歩道部の電線共同溝などが進められており、今後は一部の歩道工を追加で発注する。南側の電線共同溝、北側の一部歩道工いずれも7月をめどに公告する予定。
全体計画区間は寺町工区から横町通りの五丁目橋に至る延長311m。幅員25mに拡幅する計画で、6.5m歩道を両側に設置する。このうち、延長197mを先行して事業化しており、赤れんが館通りと横町通りが交差する家具・インテリア「カワシマリビング」の交差点から寺町工区までの区間を拡幅する。
現在は、起点部(ドン・キホーテ秋田店側)北側の1スパン(L83.8m)で、歩道部の電線共同溝と歩道工(融雪+舗装)(施工:旭建設)を進めているほか、市道を挟んでさらにその先の1スパン(L92.5m)で歩道部の電線共同溝と一部歩道工(融雪+舗装L40m)(施工:佐々木組)に着手している。同スパンの残りの歩道工(L52.5m)については、7月頃に公告する予定。
一方、南側では、半田葬儀社前とカワシマリビング脇を除いた延長約110mで歩道の電線共同溝を行うため、7月をめどに公告する。南側での工事は今回が初めてとなる。令和3年度以降は、同部分の歩道工(融雪+舗装)を行う。その後は南側で残りの電線共同溝・歩道工に着手するほか、車道部の舗装なども行う計画だが、着工時期は現時点で未定となっている。
提供:秋田建設工業新聞社