鹿屋市は、民間建築物のアスベスト対策等にかかる建築物情報の電子化業務を公募型プロポーザルで委託する。市内約4万7130件に及ぶ建築確認台帳のデータや建築計画概要書を電子化し、共用システムや統合型GISにインポートできるデータを作成するもの。参加企業は単体、グループ問わず、5年以内に市の人口と同等規模以上の自治体で類似実績があり、日本測量協会認定の空間情報総括監理技術者を配置できることを条件とする。参加表明書の提出は10日まで。提案上限額は3107万1000円。
国土交通省が進める民間建築物の吹付アスベスト対策等に関連するデータベースの構築を踏まえた取り組み。市の建築確認台帳にある約4万7130件の情報や建築計画概要書を電子化し、建築行政共用データベースシステムに投入するほか、市統合型GISシステムとも突合させる。データ化した情報からアスベスト調査対象建築物を抽出し、その台帳も作成する計画だ。委託期限は2021年3月10日まで。
プロポの参加要件は、@市の入札参加資格(建設コンサルタント)を有し、建築物情報電子化業務等の受託実績A情報セキュリティマネジメントシステムとプライバシーマークを取得B5年以内に市と同等またはそれ以上の人口規模の自治体で類似業務の実績ありC日本測量協会が認定する空間情報総括監理技術者が配置技術者に含まれること−など。
参加表明は10日まで。提案書は15〜23日の期間で受け付け、29日のプレゼンテーションを経て受託候補者を選定する。
問い合わせは、建築住宅課建築指導室(рO994・31・1161)まで。