国土交通省岐阜国道事務所は、国道156号の岐阜東バイパス(BP)整備で岐阜市岩田西から関市山田までの区間に3カ所(上下線計6本)のトンネルを掘削する。このうち岐阜市側から1カ所目の上下2本分についてトンネルの詳細設計を9月までに委託する予定だ。
岐阜東BPは岐阜市岩田西3丁目の交差点を起点に関市山田交差点までの延長3・3`区間で、片側2車線で一部4車線となる。
設置する3カ所のトンネルは、上りと下りの計6本を整備する。車線は全て片側2車線でトンネルの幅員は9・6b〜12・2bを想定している。詳細設計を委託する岐阜市側から1カ所目のトンネルは、上り線が延長445b、下り線が延長450b。
現状では掘削はナトム工法を予定しているが、今後の地質調査の状況を踏まえて検討を進める。工事の着手時期は未定としている。
また残る2カ所(計4本)のトンネルの詳細設計委託時期については、早ければ2021年度に委託する見通しだ。
2カ所目は上り線が延長315b、下り線が延長295b。3カ所目は上り線が延長353b、下り線が延長295b。
道路全体の予備設計は八千代エンジニヤリング(東京都台東区)が担当した。
提供:
建通新聞社