富士市は、西富士道路新インターチェンジ(IC)設置可能性検討業務の事業者を公募型プロポーザルで選定する。6月4日まで参加表明書の提出を受け付けている。履行期間は2021年3月26日まで。提案限度額は499万4000円(税込み)。
プロポーザルのスケジュールは、7月1日にプレゼンテーション・ヒアリング審査を実施し、同月上旬に優先交渉者を特定する予定だ。
同業務は西富士道路の新富士ICから小泉若宮交差点までの間で、新IC設置候補地の費用便益分析などを基に、新IC設置の必要性や検討項目を整理し、具体的な候補地を比較するなどの新IC設置事業の可能性を探るもの。
国道139号西富士道路は、富士・富士宮市の両市にまたがるアクセスコントロールされた速達性に優れた道路であり、広域連携軸を担う基幹インフラとして、通勤や物流・観光など様々な交通に利用されている。2012年には新東名高速道路が併用を開始し、道路ネットワークが拡充されたことも重なって、一部の区間では慢性的な道路渋滞が発生しており、両市民から西富士道路新IC設置への期待が高まっている。
担当は富士市都市整備部都市計画課都市政策担当 電話0545(55)2786。
提供:建通新聞社
(2020/6/3)
建通新聞社 静岡支社