妙高市は11日、杉野沢地内「杉野沢浄水場基本設計業務委託」について、指名競争で開札する。
旧妙高高原町の全域を給水エリアとする同施設(杉野沢地内)は、急速ろ過方式を採用し、計画処理能力8000立方メートル/日。築後約50年が経過し、老朽化が進んでいることから改築更新を行うとともに、生活環境の充実を図るのが狙い。業務内容は設計、現地調査、浄水場の基本設計。履行期間は280日間。
今後のスケジュールは、21年度に詳細設計に移行する。順調にいけば、22年度から2カ年で工事に着手し、24年度の供用開始を予定している。
19年度は更新計画に基づく、基本計画策定業務を新日本設計(本社・長野市稲葉)に委託し、このほど完了。これを踏まえて、水需要および給水人口、浄水方法、概算工事費などをまとめる方針だ。