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建通新聞社四国
2020/05/29
【高知】高知県 高知駅秦南町線整備で久万川橋梁上部工に
高知県高知土木事務所は、高知市と連携して整備を進めている都市計画道路高知駅秦南町線の２０２０年度事業として、久万川に架設する橋梁上部工の一般競争を下半期に公告する。また産業道路から久万川橋までの「南工区」街路築造工事も公告する予定で、発注時期を調整している。
久万川橋では、既存の２車線の橋梁の下流部に新たな２車線の橋梁を架設、４車線化に向けた工事を進めている。新設する橋梁の概要は、橋長83・４㍍、拡幅部の幅員10・４㍍（拡幅後23・３㍍）、上部構造は鋼３径間連続プレビーム合成桁。Ａ１橋台とＰ２橋脚の設置は完了しており、現在はＡ２橋台、Ｐ１橋脚の工事を進めている。
20年度当初予算には上部工に係る工事費２１００万円を計上し、21年度の債務負担行為として６億０８９３万円の限度額を設定した。工期は約15カ月で、21年度末をめどに完了させる。22年度には現橋の耐震補強や、橋面の高さの調整、内側の手すり撤去し両橋梁をつなげる工事などを進める。
南工区街路築造工事は、産業道路交差点～久万川橋南詰の延長１４０㍍で、現況の２車線道路を４車線に拡幅し、合わせて東側側道を移動させる。全幅は一般部が23㍍、交差点部が24・５㍍で、側道込みの幅員は34・５㍍。車道部が３㍍×４車線（右折専用レーン２・５㍍）、両側に植樹帯を含め４・５㍍の自転車歩行者道を設置する。20年度当初予算には工事費９４４９万円を計上し、21年度までの債務負担限度額として１億１５４８万円を設定した。
高知駅秦南町線は、19年５月に開院した高知赤十字病院やイオンモール高知、高知市北消防署などのスムーズなアクセスと周辺道路の渋滞緩和を目的に、産業道路から県道高知北環状線までの延長７４０㍍で、高知市と連携し整備を進めている。このうち久万川北岸から県道高知北環状線までの延長５３０㍍区間は一部暫定２車線で19年４月１日に開通した。今後、橋梁や南工区の工事を進め、22年度末の全線開通を目指す。
提供：建通新聞社
久万川橋では、既存の２車線の橋梁の下流部に新たな２車線の橋梁を架設、４車線化に向けた工事を進めている。新設する橋梁の概要は、橋長83・４㍍、拡幅部の幅員10・４㍍（拡幅後23・３㍍）、上部構造は鋼３径間連続プレビーム合成桁。Ａ１橋台とＰ２橋脚の設置は完了しており、現在はＡ２橋台、Ｐ１橋脚の工事を進めている。
20年度当初予算には上部工に係る工事費２１００万円を計上し、21年度の債務負担行為として６億０８９３万円の限度額を設定した。工期は約15カ月で、21年度末をめどに完了させる。22年度には現橋の耐震補強や、橋面の高さの調整、内側の手すり撤去し両橋梁をつなげる工事などを進める。
南工区街路築造工事は、産業道路交差点～久万川橋南詰の延長１４０㍍で、現況の２車線道路を４車線に拡幅し、合わせて東側側道を移動させる。全幅は一般部が23㍍、交差点部が24・５㍍で、側道込みの幅員は34・５㍍。車道部が３㍍×４車線（右折専用レーン２・５㍍）、両側に植樹帯を含め４・５㍍の自転車歩行者道を設置する。20年度当初予算には工事費９４４９万円を計上し、21年度までの債務負担限度額として１億１５４８万円を設定した。
高知駅秦南町線は、19年５月に開院した高知赤十字病院やイオンモール高知、高知市北消防署などのスムーズなアクセスと周辺道路の渋滞緩和を目的に、産業道路から県道高知北環状線までの延長７４０㍍で、高知市と連携し整備を進めている。このうち久万川北岸から県道高知北環状線までの延長５３０㍍区間は一部暫定２車線で19年４月１日に開通した。今後、橋梁や南工区の工事を進め、22年度末の全線開通を目指す。
提供：建通新聞社
