京都府は、綾部市今田町長源石で治山事業に着手する。
当該箇所は集落の上流にあり、山地災害危険地区として判定された箇所。平成30年7月豪雨により渓岸が浸食され、渓流内に不安定土砂や流木が堆積しており、下流への被害の恐れがあるため、早期の対応が必要な状況。治山ダム工を施工することにより、早期復旧を図り、山地災害を予防する。
中丹広域振興局は、治山事業(予防治山)として事業化した。主な事業内容は治山ダム工1基。事業期間は令和2年度。総事業費は3200万円。
府内産間伐材製品(木製残存型枠等)を積極的に使用し、生態系や景観に配慮するとともに、社会的コスト(ライフサイクルコスト)の縮減に努める。
なお中丹広域振興局は、渓間工設計一式などを行う関連業務を令和元年度に設計京北(京都市右京区)で実施した。